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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】地域産業政策論

科目番号	13606	担当教員名	雑賀　憲彦	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
地域における産業の位置づけは極めて大きい。その地域の税収の多くを占めるからである。豊田市におけるトヨタ、日立市における日立製作所などは企業城下町を形成し、その都市になくてはならない存在になっている。地方の都市になると産業が少ないため、地域住民の働く場が少なくなり若者は働く場を求めて都会に出ていき、ますます地方都市の人口流出が増大する。しかし、近年はネット社会で必ずしも人口の多い都心でなくても産業が存立しうる状況になってきた。そこで、本講義ではネット社会の現在、地方都市でも十分活躍でき成長できる産業はどんなものがあるかを学生と一緒に考えていく。
到達目標
本授業を真面目に受講し、教員と一緒に議論に参加すれば、受講者の働く地域で新しい産業を起こすことのできる人材になることができるだろう。そのような人材になることを本講義の到達目標とする。また、受講者が地元で就職をしたとしても、その地元企業で活躍でき、都会の企業に負けない独自の特徴を持つ企業に変革できるような人材になることを到達目標とする。（1）知識・理解面では地域産業を活性化するための知識が得られることを到達目標とする。（2）技能・表現面では人前でしっかりとプレゼンテーションができる表現力を到達目標とする。（3）思考・判断面では多様性のある多くの人々の意見をうまく取りまとめられる力を養成することを到達目標とする。（4）関心・意欲・態度面では入社した企業を将来変革できるような人材になることを到達目標とする。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション	講義及びグループディスカッション
【2】	企業城下町とは	講義及びグループディスカッション
【3】	地方都市に存在する大企業	講義及びグループディスカッション
【4】	現在の地域産業政策Ⅰ 都心の政策	講義及びグループディスカッション
【5】	現在の地域産業政策Ⅱ 地方都市の政策	講義及びグループディスカッション
【6】	将来の地域産業政策Ⅰ 都心の政策	講義及びグループディスカッション
【7】	将来の地域産業政策Ⅱ 地方都市の政策	講義及びグループディスカッション
【8】	地域産業の業種構成Ⅰ	講義及びグループディスカッション
【9】	地域産業の業種構成Ⅱ	講義及びグループディスカッション
【10】	ネット社会における産業政策Ⅰ	講義及びグループディスカッション
【11】	ネット社会における産業政策Ⅱ	講義及びグループディスカッション
【12】	ネット社会における産業政策Ⅲ	講義及びグループディスカッション
【13】	地場産業の現在とそのあり方	講義及びグループディスカッション
【14】	地場産業の今後	講義及びグループディスカッション
【15】	総復習	講義及びグループディスカッション

評価方法
授業への出席（10％）、ディスカッションへの参加度（10％）、研究発表（20％）レポート課題（60％）
教科書
特になしその都度資料を配布します。
参考図書

備考
オフィスアワー：火曜日、水曜日、木曜日の11：30～12：30　10階　雑賀研究室まで実務経験：大手民間企業7.5年勤務後、日本総合研究所㈱で経営コンサルタントとして10年勤務経験あり。